マレーシアはリーズナブルでお手軽ホテルの宝庫
マレーシアはホテルの値段が安い!
マレーシアは一般的にホテル料金が非常に安い。
外資系の建設会社や不動産会社によってホテルやコンドミニアムがかなり建てられており、また更に、Airbnbといった民泊事業がさらに市場に参入したことによって、需要よりも供給のほうがはるかに多い飽和状態になっている。
そのため、ホテル、コンドミニアムなどの稼働率は下落し、オフィスも供給過多により、賃料が下がり続けている。
不動産を持っているオーナーが、住んでくれる人を常に探し続けておりその競争が激化している。
一方で、電気代、人件費などは上がり続けており、ホテル・不動産業界にとっては不況このうえない状況だ。
ただ、旅行でマレーシアに来る旅行客にとっては、良いホテルに安く泊まれるといううれしい一面も。
わかりやすくするため、下記で値段を比較してみた。
これはヒルトン東京のスタンダードルームの値段。大体26,000円(+サービス料)~とかなり高い。
そしてこちらがヒルトンクアラルンプールのスタンダードルームの値段。
RM407 = 約10,000円 (RM1 = 24.6円/4月19日時点) +サービス税
もちろん、ホテルの値段はその日の稼働率によって変動するため、必ずしもこの値段ではないが、約1万円で5つ星ホテルの代表格であるヒルトンクアラルンプールにとまることができるというのは旅行客にとっては財布に優しい。
また、5つ星ホテルでなくとも良いならば、大体RM200(約5,000円ほど)で3つ星ホテルか、4つ星ホテルに泊まることも可能だ。
マレーシアにある主な宿泊施設、3種
宿泊施設の宝庫、マレーシア。
そんなマレーシアではざっくり分けて、コンドミニアム、サービスレジデンス、ホテルといった3種がある。
【コンドミニアム】
コンドミニアムは契約によって短期間・長期間宿泊可能なものが多い。ホテルやサービスレジデンスと違って、お部屋の掃除は自分で行い、水道・電気代も水道会社・電気会社に個人で支払う。
コンドミニアムは、サービスレジデンスよりも割安。また、日本とは違い、そのお部屋のオーナーが交わす不動産契約によるが、中にはAirbnbなどで民泊経営をしている部屋もある。
【サービスレジデンス】
サービスレジデンスも、月単位で短期間宿泊可能なものもあるが、基本的には1年単位で宿泊するのが一般的。月単位で宿泊だとかなり割高になることも。
お部屋の掃除はスタッフがする場合が多い。その場合、お部屋の掃除代金は家賃に含まれる。水道・電気代なども料金に含まれている場合が多い(ただし上限ある場合がほとんど。)
【ホテル】
ホテルは、一日単位で宿泊可能で、部屋の空き状況によっては長期宿泊も可能。基本的に長期宿泊をすると割高になる。朝食がついている場合も。
マレーシアでオススメの宿泊施設は?
個人的には、3泊4日などの短期間でマレーシアに来る場合は、ホテルがオススメ。
理由は、ホテルとして経営しているので、最初のチェックインから、部屋の鍵を受け取るところや、ホテルサービスの業務が一貫して慣れているスタッフが多く、スムーズ、という点。
例えば、過去にこんなことがあった。あるクアラルンプール市内のコンドミニアムにBooking.comなどの予約サイトを使って、お部屋を予約した。ただ、チェックインの当日になって、チェックイン後部屋に行くと、すでに別の人が!!!!
どうやら、チェックインになれているスタッフがおらず、担当者と電話でやり取りした。私がこちらに住んでいるから電話で直接やり取りするには事足りなかったが、もし日本から初めてマレーシアに旅行で来る場合はちょっと難しいかもしれない。
そのコンドミニアムの部屋は、ダイニング、キッチン、1ベッドルーム、シャワールームつき。
短期間の滞在であれば、キッチンは使わないだろうし、手続きもスムーズなホテルが断然オススメ。
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