マレーシアってどんな気候でどのくらい暑いの?運転できるの?
マレーシアはとにかく暑い
ウェブサイトでマレーシアの気温を調べてみると、大体平均気温で26度前後、最高気温で29度~30度前後と出る。
朝方、8時までであれば大体26度前後くらいだろうか。ただ朝9時を超えて昼3時くらいまでは燃えるような暑さとなり実際は33度、34度といった気温になる。
とにかくうねるような暑さとはこのことだ。
それもそのはず、マレーシアは日本のような四季はなく、アジア季節風の影響を受けて、年間を通して高温多湿、降水量も多い。
ガイドブックなどを見ていると、10月~2月が雨季、3月~4月が最も高温多湿で乾季と雨季の中間、5月~9月は乾季と書いているが、在住していると正直違いがよくわからないというのが現状だ。
どの時期でも、先ほどまで晴れていたのに、急にどんよりとした雲が空を覆い、あたりが暗くなり、バケツをひっくり返したような大粒の雨が降ることがよくある。
その際には小さい傘は役に立たず、長靴でもなければ、靴も服も濡れてぐしょぐしょになってしまう。
時間帯や場所は気まぐれで突発的なスコールであれば、30分程で病むこともある。
参考:Malaysia Weather & Climate | Malaysia Weather Forecast
マレーシアを悩ませているヘイズ
2020年4月21日時点、3月18日から出ている活動制限令によって、空気がとってもきれいになった。
車等の交通量が少なくなったことやプランテーションなども業務を停止していることので野焼きが行われず青空が澄み渡っているものと思われる。
20年4月21日時点のリアルタイム空気質指数をみると、良い~中程度となっており、ほとんどの人には健康になんら影響はない。
ところが、2019年9月時点のクアラルンプール市内の様子がこちら。
この時のリアルタイム空気質指数では、良くてオレンジ色の「健康に悪い 過敏グループの場合」、ほぼ毎日のように赤色の「不健康」レベルだった。
それぞれ、どのくらい体に悪いか、の指標の説明がこちら。
健康に悪い 過敏グループの場合の程度
敏感な方へは健康への影響を及ぼす可能性がありますが、一般的には影響を受けない程度です。 活発な小児および成人、および喘息などの呼吸器疾患を有する人々は、屋外での長時間の運動を制限するべきである。
不健康な場合の程度
誰もが健康に影響を受けることがありえます。中でも体質的に敏感な人はより深刻な影響を受ける可能性があります。
地震もない、台風も来ないといった災害の少ない国ではあるが、大気汚染だけはかなり深刻になる一方。
昨年9月の記事、Time to draft a transboundary haze law | The Star Onlineによると、煙害が始まったのは58年も前。原因はインドネシアが森林を伐採し、焼く手法についてなんら手立てをしていないことだとこの記事では訴えている。
この煙害がひどい時期に、クアラルンプール市内でマスク着用せず、外を歩いているとのどが少し痛くなる症状が出たり、日中でも曇ってしまうことで暗いといった現象がみられる。
去年、マレーシア政府は、こうした被害を出している企業を一部公表していたが、なかなか事態は改善されていない。
なんにせよ、根本的な解決がなされていないため、今後注視が必要なことではある。